ブシャール結節の体験談です。
指の第二関節に生じる変形性関節症です。
男性よりも女性がなりやすい病気で
指の関節が腫れたり、変形を起こします。
第一関節部分で見られるヘパーデン結節と同様に
更年期に差し掛かると、女性はエストロゲンホルモンが
低下するので、関節包の変形を起こしやすくなります
当院に来られた60代の女性も
最初はリュウマチの痛みだと思い病院を受診しました。
しかしリュウマチや膠原病の反応が一切なく
医師から告げられたのがブシャール結節でした。
ネットや雑誌で情報を手に入れ私の院まで来てくれました。
指の関節への刺激は手技や器具を使用したセラピーを選択しました。
しかしこの症状の背景には
女性のホルモンバランスが関係しているので
それを補うために
足の親指付け根にある 脾経の原穴 【太白】への透灸。
さらに精を司る腎経の原穴【太渓】にも
透灸をしました。
そして背部にあるエネルギーを貯める経穴。
さらにはデルマトームで婦人科臓器につながりがある
腰の上部周辺のツボ
【脾兪】や【腎兪】そして血会になる【膈兪】に
動灸と透灸の併用。
脇にある【帯脈】に透灸。
そして仰向けになり、気血に関わる
【関元】と【血海】
をして体質改善を促します。
最後に指に関わる
【陽池】【合谷】【労宮】【二間】に
動灸と透灸の併用。
場所によっては【置灸】で瀉法も入れます
施術後
体がポカポカと温かくなった!言って
とても喜んでくれました。
これから中高年の女性に増える症状です
今後も経過をみながら
さらなる施術法を探っていきたいと思います
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