ビワの葉健康法は?
ビワの葉療法は2500年以上も前のお釈迦様の時代からある仏教医学のひとつで、日本には奈良時代より中国から伝わりました。日本最古の民間療法と言われています。
ビワの葉を直接肌にあてるだけの簡単な方法で、病気の予防ができるので、広く人々の間に広がりました。
また葉や種子。実とどの部分も使うことができるので とても重宝されました。
庭にビワの木を植えると「医者いらず」と言われるくらい家庭療法としてその効果が知られています。
未来の予防医学を担う ビワの葉温灸療法
ビワの葉温灸は
ビワの葉の薬効と温灸、指圧の働き、さらにはそれらの相乗効果
が期待できる昔から伝えられた民間療法で、誰でも、どこでも
簡単にできる優れた自然療法です。
❶ ビワの葉(重用ポリフェノールなど)の薬効成分による効果
❷ 温灸の温熱・浸透熱によるツボ刺激効果
❸ 指圧の効果
「ビワの葉温灸は、体表に反復して温熱刺激を与えるので、
血液やリンパ液の循環を促進する」
ビワの葉療法 【4つの効果】
ビワの葉効用は多くの大学や医療機関などでも研究が行われています。特に4つの効果に優れており、その薬効は病気予防の可能性を広げてくれます。
ビワの葉に含まれるポリフェノールやメガスチグマン配糖体
プロシアニジン・オリゴマーなどがガン細胞の増加の抑制に
効果があることが発表されています。
非常に強い作用を持ったラジカルスカベンジャーであり、医療の面
において、この作用を利用して様々な疾患の治療予防に応用
Βーシトステロールという物質は癌細胞の原因になる活性酸素
(SOD)に対して特異的に強い消去・産生抑制作用がある
(日本、米国、カナダ、ドイツ、フランス、英語など国際特許習得)
カテキン・サポニンなどのポリフェノールがそれぞれ結合(=重合)
して働く。(ビワ特有の新種のポリフェノールがあるとも言われる)
抗酸化作用
・活性酸素の増加を抑える
・細胞や血管の老化を抑える
・がん細胞の増殖や成長を予防する働き
(昔は・・・)
ビワの葉に含まれるアミグダリン(ビタミンB17)はその中に含まれる微量の青酸が、がん細胞の周辺で拡散して酸化させて、無害な安息香酸に変化させます。
アミグダリンは微量の青酸を含む糖質から成っているので「アミグダリン 青酸配糖体」と呼ばれます。
青酸というと「猛毒」と思われがちですが、ビワの葉のアミグダリン青酸 配糖体は不活性の安定した物質で、青酸だけが遊離した状態で存在してい るわけではありません。
アミグダリンは体内に入ると、特にガン細胞が多量に放出するベータブル コシダーゼという特殊な酵素で加水分解され、青酸とベンツアルデヒドと いう物質を発生します。
この二つの物質は単独だと毒性の強い物質です が、その後の段階で、生体にとって保護的に働く別の酵素ローダネーゼ (ガン細胞以外の体内のいたるところに多量に含まれる保護酵素)によっ て、シアン化合物は安息香酸に、ベンツアルデヒドはチオシアネートとい う安全無害な物質に変わることが実証されています。
アミグダリンは、正常細胞にとっては有益に作用しますが、ガン細胞の周 囲ではベータグルコシターゼ酵素の作用で、青酸とベンツアルデヒドとに 分解され、強烈な複合毒素となってガン細胞だけを選んで攻撃して撲滅さ せてしまいます。
このようにアミグダリンは、、健康な細胞に対しては必要な栄養素とな り、正常な代謝活動を向上させ、ガンの発育を間接的に抑制させる働きを 持っています。それと、ベンツアルデヒドが無害物質に中和するとき、モ ルヒネ以上にガンの痛みを和らげる力も持っています。
日本ではホリスティック医学の権威
帯津良一先生によって「枇杷の葉パワー健康法」の中で
ビワの抗がん作用が紹介され 「ビワの葉温灸」がブームになりました。
(最近の研究)
平成14年 岡山大学吉田隆志教授、京都府立医科大学、
明海大学歯学部とロッテ中央研究所の共同研究で
「ビワの葉から抗がん物質ー化学構造を特定」
びわの葉からガンに対する薬効のある抗ガン物質を見つけ出し
その化学構造を特定するとともに、薬理作用を解明することに
成功しました。この物質はプロシアニジン・オリゴマー
という化合物で、ヒトの口中に発生するガン細胞を用いた
試験管実験行ったところ、選択的に作用し、ガン細胞を自滅させる
効果を発揮することがわかっています。
鹿児島大学のビワの葉茶特許申請
「ビワ葉抽出物を含有する飲料品および医薬品」(特許 第4974116号)
ガン細胞増殖抑制剤 ガン細胞アポトーシス誘導剤
※アポトーシス:ガン細胞の自滅の一種で腫瘍の成長を未然に防ぐ。
※現在研究中の段階なので医薬品ではありません。
葉の表面を火であぶることによってアミグダリンとエムルシンが相互
反応して微量の青酸が発生し、それが皮膚を通して吸収され、甚大な
効果を発揮するものと考える。アミグダリンが分解されてできる安息香酸は、「抗リウマチ」「殺菌」「鎮痛」 に効果を発揮。 中でも鎮痛効果は絶大で、末期ガンの痛みを和らいだり、神経痛や捻挫の痛みなどにも効果があります。
また温熱療法や患部を軽擦をすることで、皮膚刺激によって「痛み」を感じる神経突起が伸びて、「痛み」の因子を再生する力が早くなります。温灸療法などでは、全身に点在する経穴(ツボ)や経絡(氣の通り道)を刺激することで、自律神経や痛覚神経の緊張が緩和され
痛みの鎮静作用が高まります。
体内の酸化を予防して、免疫細胞を活性化します。また最新の研究では「ビワの葉重合ポリフェノール」(発酵ビワ茶に含有)
が体内のデトックス効果により、免疫賦活性が高まり「リュウマチ」などにも抗炎症作用を発揮します。
ビワエキスの投与により酸化ストレスおよび口内炎部位の細菌感染
が抑えられ、抗悪性腫瘍剤による口内炎の予防・改善効果あり
ビワの葉には
「血液の酸性を防ぎ、健康体質の弱アルカリ性に保つことができます」
びわの葉の薬効は、科学的にも
・白血球の活動を活発にし、免疫力を高める
・赤血球や血小板などの血液成分の働きが旺盛になる
・血液を弱アルカリ性にする ・グローミューを再生、強化する 等が確かめられています。
このグローミューというのは、動脈と静脈を結んでいる毛細血管のバイパスの役割をす るもので 全身いたるところに存在します。
このグローミューがしっかりしていれば、血行がよくな って体の隅々まで 酸素を送り、組織のガス交換を促進させ、新陳代謝を活発にさせるものです。
しかし、生活習慣やストレス、老化でこのグローミューが萎縮、消失するので その点でもびわの葉温灸療法は、優れているわけです。
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