瘀血を改善するためのビワの葉動灸温熱療法

季節の変わり目です

体調管理にはくれぐれも気をつけてください

不摂生や夜更かしが続くと
体が重くなり、肩こりや不眠
足の浮腫、頭痛などが発生します

いわゆる瘀血症状が起こると
体に様々な不調が発生します

先日当院へ相談に来た女性

肩こりがひどく
夜間になると首の痛みがひどくなります

腹診で左の鼠径部の張りがあり
さらに舌を見せてもらうと

出ました瘀血の確定要因のひとつ
舌下静脈が浮き出ています

瘀血がひどくなると血液がドロドロになり
血栓ができてやがて血管でつまり
様々な病気の原因になります

また汚れた血液はやがて発熱し
炎症や青痣、刺痛、固定痛を
つくります

この女性が訴える夜間痛や
肩こりの固定痛は

こうした瘀血から発症している事が
考えられました

瘀血を改善するためには
生活習慣を改善し、血液をきれいにする
食べ物や漢方薬を使うことも有効ですが

即効性をもとめるのであれば
施術を受ける事で症状が劇的
変化いたします

まずは濁った血液の循環を良くするために
動灸温熱療法で四肢の皮膚を軽擦することで
血液の循環を促します

特に膝の内側側には
下肢の静脈(代伏在静脈)や
リンパ管が走行しています

ここを刺激する事で
血液の還流を促進し
瘀血の症状を早期に改善します

特に私がお勧めするのは
築賓(ちくひん)
のツボです

足の内側にあり
体の毒を軽減するツボです

その下にある三陰交
血液を循環されるツボです

脛の骨に近接するツボです
動灸温熱療法では

その骨に沿うように
動灸で軽擦する事で
皮膚の褐色が変化し

瘀血の時には赤紫に変色し
濁った血液を浮き出させます

また人にセラピーをやってあげる場合には

背中にある膈兪(かくゆ)
のツボを使用します

血液を健康にするツボで
旋回しながら左右のツボを刺激すると

お腹側の内臓まで響き

体の調整が良くなります

 

女性にもこうしたツボを動灸温熱療法で刺激を
したところ、すっかり症状は改善され

とても喜んでくれました。

3日後には肩こり、頭痛、夜間痛が消えました

また生理の出血が変化して
本人もとても驚いていました

ビワの葉動灸温熱療法の力です

【セラピーで使用したツボ】
・足動灸(築賓、三陰交、血海など)
・脊柱動灸(脾兪、肝兪。膈兪)
・腕動灸(曲池、内関、神門)
・首筋、頭頂部(百会、天柱、風池、大椎)刺激
・腹部(天枢、衝門など)

 

 

今年は北海道では珍しい「痰湿阻滞」の相談が増えている


今年は連日暑い日が続き
体調管理も大変です

私の院にも
体が重い、眠れない、お腹が貼る
足がむくむ、耳鳴りやめまい
咳や痰、下痢、髪のツヤ不足
足がツルといった相談がきます

これまで北海道の夏では
湿気を感じる事はあまりありませんでしたが
今年ほど 湿気がうざいと思った
年はありません


様々な不調の影には
こうした「湿」が体に溜まり
東洋医学では「痰湿阻滞」(たんしつそたい)
という証が起こっている場合があります

体内に余分な水分がたまることで
血行が悪くなり、血圧が高くなる。

随伴症状:身体が重だるい、頭重、
むくみ、めまい、食欲不振、胸苦しい、
軟便など。

多くは飲食の不摂生により、
胃腸の働きが衰えて水分代謝が滞っています。

舌に苔がのり
中には黄色になっている方は要注意

先日相談に来た方も
どこかにぶつけた訳でもないのに
青痣が発生

最初は瘀血も疑いましたが
頭痛、腹部の張り、まぶたが重い

体がだるい、足の浮腫で

これは痰湿が阻滞したため
血液の循環不良が起こり

内出血を誘発していると考え
セラピーをしました

こうした症状には
湿熱を使った 内側の水分を
引き揚げます

お腹に置灸をして
右回りに回して
皮膚を引っ張り上げます

腹部の1箇所が10円玉ほどに冷えている
「章門」周辺(脾の募穴)

また背中の中心
脊中、中枢、筋縮、至陽あたり

脊柱起立筋を超えて

肋間をくまなく触診して
冷えている部分や
ブヨブヨと水が滞留している場所を
見つけて

動灸をかけます

施術後
足の浮腫が和らぎ
心持ち青痣の色も紫から赤に変色

お腹の張りもなくなり

まぶたのたるみが改善しました

湿気の害は私たちの健康にも大敵です

みなさんも気を付けましょう!

骨のリモディングを活性化する踵のツボ

夏休み 当院にも普段はなかなか
来れない子供たちが相談に来ます

身長を伸ばしたい!

そんな相談がくるのも
長期休みのこの時期です

動灸温熱器を購入した方からも
「子供の身長を伸ばすツボ」
教えてください!

聞かれる事もあります

代表的なツボは
(エビテンスもある)
足三里

 

とても有名なツボです

また東洋医学の観点から
子供の成長を促すのは
精を司る腎経

低身長で悩む子供に
太谿や復溜に刺鍼する先生も
多いです。

私の場合は
同じ腎経でも

解剖学的な観点から
大鐘(だいしょう)
に置灸をする場合が多いです


腎経は陰経脈なので
あまり温熱刺激に向かない
という先生もいますが

この部分は 子供さんの骨成長にも
有効なツボです


子供の場合
骨端線が踵に存在し
そこを刺激する事で
骨の成長を促します

また踵の骨には
緻密質が集中しています


緻密質には新しい骨が発生する
骨芽細胞の働きが活発な部分で

ここを熱刺激する事で
骨の新陳代謝(リモデリング)が
活発になります

同じ目的で
高齢者の骨粗しょう症の方にも
有効です。

子供から高齢者まで
どなたにも使える「骨成長」の
ツボ ぜひ温灸器刺激

してみてくださいね

 

ビワ種子を飲用する事で癌が良くなるといった報道について

感染症対策のため
自粛生活やワクチン摂取。
さらにはマスク着用に伴い

私たちの健康レベルは
著しく低下しました

私のオフィスにも大学病院で
臨床検査技師として働く方が
来院されていますが

「呼吸機能」の低下は
全世代でみられるようです

体力の衰え
息苦しさを感じていませんか?

また免疫異常に伴う
病気や不定愁訴が増えているのは
事実で

医療現場でも
「ターボ癌」や「新たな感染症」拡大に
注意喚起しているドクターもいます

私たちの健康を維持しているのは
生まれた時から備わっている
自然治癒力です

残念ながら医療や代替療法の分野でも
こうした治癒力について
教えられる事はありません

ですからいまだに
薬や注射が病気を治すものだと
考えている人が圧倒的ですが

健康は「外から」治すものではなく
「内から」修復する事で

機能が正常化していきます

病気をみているのは医師ですが
健康を見た時には「医療」だけを
受けていれば大丈夫という話には
なりません

生活習慣を見直し「健康」になるための
行動、習慣をしていかないと
「健康」を取り戻す事ができないのは
事実なのです

自然療法を受けることも
そうした「健康」を目指すための
大事なステップです

特に自己管理が苦手な方は
誰かに手助けしてもらい
健康習慣をつくるサポート
をしてもらいましょう

最近メールフォームなので
質問が増えているのが
「ビワ種子飲用で癌が良くなる!?」

そういう報道、ネット情報が増えているようです

過剰な情報拡散に
国の機関も「注意喚起」をする異例の事態です

みなさんは「どうのように」この報道を
捉えていますか?

今から30年前に
ビワ温灸を習った当時

確かに「ビワの種子」を黒焼き
粉末にして飲用する健康法が存在して
いました。

事実 当時有効成分と言われた
「アミグダリン」の含有量は
種子の方が何千倍も含有していると
言われ

花粉症やアレルギー。
ガンやリュウマチの方が
ビワの種子を飲用し
実際に治癒していた方も
見ています

その後2000年代に入り
米国の検査機関で「青酸性の成分」で
あるアミグダリンが人体への健康に
悪影響がある事が発表され

日本の健康食品メーカーも
大々的に宣伝する事はなくなりました

しかしここ数年
超過死亡者が急増

その背景に免疫系の疾患が
多いことから

ガンの方の間で
「ビワの葉種子」が良いという
噂が広がった・・・という
内容です

セミナー受講者にも
同じような悩みを抱えた家族がいるため
「うちの母に必要ですか?」

意見を求められます

当協会では「ビワの種子」の
取り扱いはありません

私の回答はいつも中立で
フィフィティー:フィフティーです

世の中には毎日
溢れるほど健康情報が流れてきます

また海外の論文を閲覧しても
論文ランクに差はあれど
毎月星の数ほど発表されていきます

同じ物質、同じ現象でも
ポジティブなデーターもあれば
ネガティブなデーターもあります

エビテンスは100%ではありません

私のクライアントにも
こうした情報に惑わされ
「去年まで●●は健康に良い」と
聞いていたのに
「今年になったら〇〇は健康に悪い」
どうしたらいいの?

何を信じたらいいの?

そうなりますよね・・・?

日々 現場でクライアントと
接していると「情報病」なのでは?
というくらい ブレインがパニックを
起こしている人もいますねー

もう一度いいます
エビテンスに100%はあり得ません!

なぜなら日本人が約1億人いたら
そのひとり一人がまったく同じ生活背景で
同じストレスにさらされ
同じ体質である 事はあり得ないからです

ですから動物実験が100であっても
実際の人間であれば当然違って
当たり前です。

薬の承認でさえ100にはなりません
もっというとプラセボ(偽薬)でも
効果を発揮するのが人間で

結局「薬」が病気を治しているのか?
人間の力が病気を治しているのか?
その辺りでも 深く考える方であれば
察する事がでいると思います

人間の健康を考えた時
科学が絶対の基準にするのは
あまりにもナンセンスです

目に見えない事象
科学では証明できない事は
世の中にたくさんあります

それをいまだに手探りで
なりたっているいる以上

エビテンスだけが絶対

という捉え方は
病人をどんどん増やして
しまいます

私がクライアントに
話しているのは

世の中に溢れた健康情報
に一喜一憂しないで

まずは自分の体で試してみる
必要があります

エビテンスが95%でも
あなたにとっては効果があるものは
残りの5%の体質であると言えます

何度も言いますが
人間は同じ人生
同じ体質の方はいません

みんな違うのです

ですから
「あなたにとってどうなのか?」
自分で試し 自分にとって最良の
方法を続ける事が大事です

またこれに関係する事ですが
「世間の人に言いたいのは」

もっと
自分の健康に自分で責任をもつ
事が大事です

病気や不調になったら
安易に薬やセラピーに頼るのではなく

なぜその不調が起きたのか?
原因を考えれば

間違いなく矢印は
自分に向いてくるはずです

つまり「自分」が変わらなければ
不調や病気から完治する事は
ありません!

誰かに頼る 依存している人は
自己管理ができないので
結果 「病気」になりやすくなります

健康を作っているのは
「自分自身の治癒力」です

病気から回復するのも
「自分自身の治癒力」です

もっと自分の体を信じてください

ぜひ自分の健康を考える
ヒントになれば幸いです

ビワの葉動灸温熱療法「上級テクニック」打ち抜き療法に感激

先月 大阪で
訪問鍼灸を展開する治療院スタッフ向けに

ビワの葉動灸温熱療法の
技術セミナーを実施しました!

今回が4回目

今年新卒で入ってきたスタッフも数名

始めて触れる「ビワの葉療法」の良さを
体験して頂き とても心地よいという
感想を頂きました

何度か参加している先生方は
「こうした症例にはどんなやり方?」
「体の仕組み」
「ビワの健康成分について」

色々と質問がありました

その中で
たまたま訪問先の利用者さんで
「難治の腰痛」

について質問がありました

腰痛の他に不定愁訴があり
その状態を聞いた中で

ひとつヒラメキ !

打ち抜き療法をお勧め

2台の温灸器を使用して
体幹を挟むように温めてあげると

遠赤外線熱が深部まで届き
さらに増幅振動により

体の中で熱の波が起こります

さらに他にもどんな応用ができますか?

五十肩やひざ痛などにはもちろん有効
セミナーでもレクチャーしています

最近 腎陽虚の方に
【命門】【関元】

心陽虚の方に
【至陽】【膻中】

色々なパターンがあります

最近 劇的な体験が出た方法に

3台使いの
左右【失眠】【百会】
鬱傾向で 不眠症などが
続いていた方が1回の施術で
良くなったケースがあります


打ち抜きには可能性がいっぱい
あります

今後
マスターコースなどで
追加紹介していきたいと
思います

企業研修ご依頼受付中です
「治療院」「整骨院」など
動灸温熱療法導入をご検討の
会社さん

ご依頼お待ちしております

お問い合わせフォーム→
(住所、連絡先、内容、参加人数、予算、日時)記入

 

ビワの葉動灸温熱療法で視力回復の体験談

30代男性から視力低下の相談を受けました

ここ数ヶ月 目がかすみ
運転中も「道路標識」が
見えずくなっています

病院の点眼薬や
市販の「めぐりずむ」などを
使い 誤魔化していましたが
症状は変わりません

当院で「目の温灸」を
希望されて来ました

眼精疲労の原因は
目の「筋肉」「神経」の酷使が原因

ビワのエキス成分
「ビタミンB17」「複合ポリフェノール」
といった成分

遠赤外線による温熱療法で
「血行」を促進します

後頭部の目のエリア

頭頂部や「目窓」(胆経)を
温灸器で刺激して

目の健康を増進させます

20分ほどのセラピーでしたが

施術前には両眼とも0.6だった視力が
1.0まで回復!

本人も「視界が明るい!」
「クリアになった」

その効果を実感

「ビワの葉温灸」は「目のセラピー」に
最適です!

ぜひお使いの方も
毎日実践してください

鼻水・鼻詰まりへの対処法

春は埃やチリが浮遊しており
花粉症で悩む方だけでなく

鼻水や鼻詰まりで悩む方が
良く相談にきます

動灸温熱器を使用して
鼻のトラブルを解決するためには
「自律神経反射」を介して施術するの
が有効です

動灸を使って鼻によいツボを刺激
すると、鼻水は止まります

なぜなら 自律神経の興奮作用で
温めると交感神経が優位になるので
鼻が詰まるように働きます

反対に鼻が詰まる人には
鼻周辺を冷やすことをお勧めします
(アイスノンなどを使用する)

冷やすことで副交感神経が働き
鼻の詰まりが解消します
(冷たい風に当たると鼻水が出るのも
同じ原理です)

また施術する時の体位でも
変化します

右肩を下にして寝ると
圧迫を受けた側が
発汗 減少
皮膚温 低下
血圧 下降
鼻粘膜 血管拡張(鼻水)

つまり右の鼻が詰まる方には
右肩を下にした状態で施術を
すると、鼻詰まりは改善しやすいです

鼻のツボは
鼻周辺そして首や手に存在します

ぜひお試しください


迎香のツボ      印堂のツボ


風池のツボ     合谷のツボ

新型動灸器で出来る!瀉法によるセラピー

3月から感染症対策が変わり
生活のペースが戻りつつあります

これからも健康に気をつけて
予防をしっかり行いましょう!

感染症対策には
東洋医学で考えると
邪気を払う事が第一選択になります

感染症で起こる初期症状は
発熱や咳、汗などになります

こうした症状は実証と考えられ
セラピーの手法も
瀉法が向いています!

瀉法とは?
邪気を取り去る方法で

表面化している症状を
消し去る目的で使われます

こうした手法を使う場合は
急性の症状に多く多用されます

動灸療法も
「瀉法」の一種になります

皮膚を導熱で擦る事で
邪気を払う目的になります

通常多くの病気や不調は
気の不足から来るため
補法が用いられます

気を補うためには
熱を充填するように
ぬるい熱量で
ジワッと当てます

長い時間
熱を感じる事ができるので
心地良くて 眠たくなります

これが気を溜めるための
補法になります


瀉法で風邪がすぐに解決した方の体験談

先日 私の治療院に通っている方が
風邪をひかれました

鼻水が出て、喉が痛く
熱は出ていないため

迷わず動灸療法を行う事を選択

瀉法で高熱を背骨沿いに当てます
1秒ごとにズラしていくので
この手法を「置灸」と言います

督脈、膀胱3行線までを瀉法で刺激
手足の動灸(瀉法)で邪気をはらい
最後は任脈(お臍から喉までのライン)に
瀉法を行います

新型動灸器の特徴は
瀉法モードがついています


スイッチを入れると
バイブレーションが発動して
熱を拡散して

より深いところまで熱が浸透するので
とても喜ばれています

瀉法が必要な症状
風邪や湿邪(水あたりなど)
寒邪(しもやけや凍傷など)

この手法で成果を上げています

ぜひご愛用さまも
自信を持ってお使いください

またこうした補瀉の使い分け
症状別対処法などを
学びたい方は

エキスパートクラスや
マスターコースを受講ください

動灸温熱療法のふかーいい
世界に触れる事ができますよ

子宮筋腫の重痛が解放した女性

前回こちらで紹介したリンパ浮腫の体験と

同じく

鼠蹊部の動灸と合わせて

下肢内側を施術した事で痛みから解放された

体験談をご紹介します

札幌在住の40代女性

数年前に子宮筋腫が見つかり

定期的に病院で診てもらいました

私の治療室を訪れた時には

股関節の痛みと脚のシビレを相談にきました

詳しく検査をする前に

問診時に子宮筋腫の話が出たので

ピーんときました

鼠蹊部には血管裂孔と神経が通る鼠径管が

存在します。

さらには下肢の筋肉が伸びる筋裂孔もあるので

とても大事な部分です

股関節の痛みと感じていた症状も

じつは下半身に続く神経の圧迫が原因で

その神経圧迫には筋腫の肥大も関係あります

前回紹介した衝門穴を中心に

鼠蹊部の動灸 治療穴の円振灸(上級講座テクニック)を使い

骨盤内腔臓器への血流を促進させます

鼠蹊部には 胆経絡。脾経絡。胃経絡。

肝経絡。任脈が集まる場所で

ここを動灸で刺激する事で

それぞれの経絡に関連した反応が起こる

部分です。

例えば胃、脾経絡が流中する

鎖骨下では

圧痛が消えたり 肩の高さが揃う反応が

起こります

また婦人科疾患に対するセラピーには

内腿を走る流中を使います

最近のトレンドは

箕門穴で

ここを旋捻灸で刺激

その後 内腿を膝から恥骨に向けて動灸

ここを刺激する事で骨盤内腔臓器の血流を

促進させ 神経の促通にも繋がります

相談に来た女性も20分ほどの施術後

痛みが和らぎ 喜んでお帰り頂きました

箕門穴は 婦人科だけでなく

膀胱の不調にも使えます

ぜひお試しください。

リンパ浮腫の体験談

年末にお一人の女性が相談にきました

乳がんの術後 左足が腫れ

リンパ浮腫が発生していました

病院に相談に行きましたが
こちらでは治すことはできない
自然に引くのを待つしかない
と言われていました

こうした症状は結構多く
手技ではリンパドレナージュなどが
提供されており

良い結果を得ている方もいます

動灸温熱療法でも
リンパ循環を目的とした
施術方法があります

リンパ浮腫に対して
私は腎経絡と大絡を使って施術を
しています。

横向きに寝てもらい
下になった方の膝を曲げてもらい
内股に動灸器を当て

鼠径部に向けて 下から上に
導引します

最後に鼠径部(衝門)に置灸して旋捻させます

腎経の終点にある兪府のツボを使い
リンパ腺に沿って動灸をかけます

 

ツボに置灸して旋撚灸5回を行います

さらに鎖骨の下縁を
内から外に向けて動灸させます

全身の基本施術を終わらせた後で
リンパを狙った施術を行います

 

相談に来られた女性も3回の施術後

手足の浮腫が良くなり
症状が解消しました

ぜひこうした悩みを抱えている方が
いましたらお試しください