連山温灸で首の痛みを解決

動灸温灸療法を使っている臨床家の方は
全国にたくさんいます

現場で使って効果のあったやり方
新しい方法を 協会まで教えてくれる先生が
います。

和歌山県で鍼灸院を開業する
W先生が使用する
 
首の痛みを解決する
「連山温灸」法を紹介します

頸椎の痛みは刺激が強すぎると
痛みがさらに強くなったり
動きが悪くなったりします

頸椎の治療はデリケートなので
注意が必要です。

W先生も動灸温熱をやる前には
首や肩に針をたくさん打っていました

しかし結果はあまり良くなりませんでした

ある時 中国に研修旅行に行った時
現地の鍼灸師の先生が
足の内、外くるぶし両方から針を刺された時に

ホテル滞在中 合わない枕が原因で
首が回らなかったのが
一瞬で良くなった

体験をしました。


そこからヒントを得て
動灸温熱器を使い
内外のくるぶしを温める療法を
自分の患者にも使用してみました

結果は首の痛みは和らぎ
合わせて肩こりにも効果があったようです

足の内くるぶし側には腎の経絡が流れています
足の外くるぶし側には膀胱の経絡が流れています

2つを同時に刺激する事で
陰陽のバランスが整い
さらには経脈の促通をはかる効果が期待できます


以前 私たちが主催するセミナーでも
足の血行を促進させるために
温灸器2台を使って

挟んで温める方法をご紹介していました

それぞれのくるぶしの後側には
足裏から爪先に繋がる血管や神経が
流れているので

この方法は「冷え性」の方にも
効果がありました

今回 W先生からの報告で
経絡の流れを整える効果もあるようで

この部分を刺激する事で

首の痛みを緩和する方法として
早速使っていきたいと思います

W先生に このやり方へネーミングを
つけてくださいという話をしました

外くるぶしにあるツボが崑崙といい
中国の有名な霊山から由来がつけられて
いるようで

2つの山を抑えるので
連山療法 という名前をいただきました

実際に私も試しましたが
肩こりにもよく効きます

ぜひお試しください

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台風が近ずと自律神経が乱れる

天気が悪くなると体調優れない方いませんか?

低気圧が近づいてくると

頭が痛くなるカラダがだるくなる       関節の節々が痛み出す

いわゆる「天気痛」です。

こうした症状は

「気圧」「自律神経」による反応です。

こうした症状を「気象病」と呼びます。

気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。

自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。

一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。

この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。

最近は台風接近に伴い気圧変動が激しくなるためカラダの不調が顕著です

高気圧→交感神経優位→顆粒球増多

顆粒球増多は壊疽性疾患 化膿性疾患

の頻度が増します。

反対に低気圧では

副交感神経優位→リンパ球増多。

カタール性疾患、漿液性疾患の症状が起こる

そうした「気象病」の対策には

動灸温熱療法で予防しましょう!

交感神経優位(過緊張状態)

リラックするするために「任脈」「背部兪穴」に

動灸を施しましょう

副交感神経(弛緩状態)

解決するために

仙骨部、四肢に動灸をしましょう

また自律神経調整には耳の施灸がオススメ

内耳には気圧の変化を感じるセンサーがあるので気圧変化の情報が脳へと入り、自律神経を活性化させます。

是非 台風が近づくこの季節に

動灸温熱療法で予防しましょう