私の院で「ビワの葉動灸療法」を受けていた方が
素晴らしい体験をされましたのでご紹介します
症状は乳がん
左の胸外側に3箇所の腫瘍が見つかり
早期に手術をすることを勧められていました
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次回病院検査まで2週間
何かできる事はないか?
ネットで検索して
こちらのHPにたどり着きました
幸い自宅からも近かったので
すぐに院まで来てくれました
症状を伺い
本人も代替療法との併用をご希望されていたので
ビワの葉動灸温熱療法を行う事に
しました
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乳がんの最も発生頻度が多いのは
外側上方になります
腋窩リンパ節が一つの鍵になります
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まずは全身の動灸療法を行います
この場合リンパの流れを意識して
特にリンパ節の周りは円を描くように
円動灸を行います。
![](http://biwaonkyu.siseidou.com/wp-content/uploads/2022/07/200645-300x300.jpg)
そしていくつかのポイントがありますが
一つ目は体の中心を流れる任脈の流注
を促進させます。
内臓機能の疾患にはお臍周りの置灸。
神闕(臍の穴)の透熱灸
そこからみぞおちまで上がり
胸骨を下から上
もしくは上から下
(クライアントに聞きながら
気持ち良い方に動かす)
そしてその宗気を
胸骨(胸の中心)から
放射上に胸の付け根(腋窩リンパ節)
に向かって流します。
ポイント)この場合は 腫瘍がない側も行う事
そして首筋にある鎖骨上リンパ周辺(胸鎖乳突筋)の動灸
それが終わったら 左の鎖骨下にある胸腺を刺激します
肩に向かって 3箇所(透熱灸)を何回か繰り返します
そして患部周辺の透熱灸と
円動灸
(右回し、左回しを交互に行う ※上級講座レベル)
そのまま患部を上にして横向きになってもらいます
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今度は腕と脇から腋窩を
動灸します。
上から下。下から上。どちらが心地よい方向か
クライアントに聞いて行いましょう
腕を行う場合は 大腸、肺の経絡を使い
親指側を中心に行います
相談に来た女性は左側に腫瘍があったので
左側を行いましたが
もし右に腫瘍がある場合は
右も 左も行う(※リンパがあるため)
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そして最後は
肩甲骨の中心にある天宗のツボ
を使用します
最初に円動灸を行い
次に透熱灸を行います。
最初だけ透熱灸の周りを囲むように
浮刺の鍼をしました
もし動灸器を2台持っている方は
前方からと後方から挟むように
して温めるとより効果的です。
1回目の施術後
体がほてり 体温の上昇を感じました
その後 2週間で4回施術を行い
病院で検査を受けたところ
腫瘍が2つに減り
位置も移動していました
確実に動灸温熱療法の効果が
あらわれています。
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その後は 動灸温熱器を購入して
自宅で毎日続けてもらう事にしました
朝夜 パートのお仕事をしながらでしたが
時間を見つけて毎日継続
それから4ヶ月後
結局手術をしないでも
よくなり 腫瘍は完全に消えました
本人もとても喜んでいただき
ご家族からも感謝されました
私もこのセラピーを初めて20年以上になりますが
乳がんや肺がんなど 初期の段階でセラピーを
始めた方が 回復する確率はとても高いようです
ビワの葉動灸温熱療法と相性がよいと感じています。