私の院で「ビワの葉動灸療法」を受けていた方が
素晴らしい体験をされましたのでご紹介します
症状は乳がん
左の胸外側に3箇所の腫瘍が見つかり
早期に手術をすることを勧められていました
次回病院検査まで2週間
何かできる事はないか?
ネットで検索して
こちらのHPにたどり着きました
幸い自宅からも近かったので
すぐに院まで来てくれました
症状を伺い
本人も代替療法との併用をご希望されていたので
ビワの葉動灸温熱療法を行う事に
しました
乳がんの最も発生頻度が多いのは
外側上方になります
腋窩リンパ節が一つの鍵になります
まずは全身の動灸療法を行います
この場合リンパの流れを意識して
特にリンパ節の周りは円を描くように
円動灸を行います。
そしていくつかのポイントがありますが
一つ目は体の中心を流れる任脈の流注
を促進させます。
内臓機能の疾患にはお臍周りの置灸。
神闕(臍の穴)の透熱灸
そこからみぞおちまで上がり
胸骨を下から上
もしくは上から下
(クライアントに聞きながら
気持ち良い方に動かす)
そしてその宗気を
胸骨(胸の中心)から
放射上に胸の付け根(腋窩リンパ節)
に向かって流します。
ポイント)この場合は 腫瘍がない側も行う事
そして首筋にある鎖骨上リンパ周辺(胸鎖乳突筋)の動灸
それが終わったら 左の鎖骨下にある胸腺を刺激します
肩に向かって 3箇所(透熱灸)を何回か繰り返します
そして患部周辺の透熱灸と
円動灸
(右回し、左回しを交互に行う ※上級講座レベル)
そのまま患部を上にして横向きになってもらいます
今度は腕と脇から腋窩を
動灸します。
上から下。下から上。どちらが心地よい方向か
クライアントに聞いて行いましょう
腕を行う場合は 大腸、肺の経絡を使い
親指側を中心に行います
相談に来た女性は左側に腫瘍があったので
左側を行いましたが
もし右に腫瘍がある場合は
右も 左も行う(※リンパがあるため)
そして最後は
肩甲骨の中心にある天宗のツボ
を使用します
最初に円動灸を行い
次に透熱灸を行います。
最初だけ透熱灸の周りを囲むように
浮刺の鍼をしました
もし動灸器を2台持っている方は
前方からと後方から挟むように
して温めるとより効果的です。
1回目の施術後
体がほてり 体温の上昇を感じました
その後 2週間で4回施術を行い
病院で検査を受けたところ
腫瘍が2つに減り
位置も移動していました
確実に動灸温熱療法の効果が
あらわれています。
その後は 動灸温熱器を購入して
自宅で毎日続けてもらう事にしました
朝夜 パートのお仕事をしながらでしたが
時間を見つけて毎日継続
それから4ヶ月後
結局手術をしないでも
よくなり 腫瘍は完全に消えました
本人もとても喜んでいただき
ご家族からも感謝されました
私もこのセラピーを初めて20年以上になりますが
乳がんや肺がんなど 初期の段階でセラピーを
始めた方が 回復する確率はとても高いようです
ビワの葉動灸温熱療法と相性がよいと感じています。