ビワの葉温灸の施術を開始して
30年が経過しました
おかげさまで多くの方が体験して頂き
熱心な方が全国からやってきます
私のオフィスで一般の方に
わかりやすい動画で解説をしています
ぜひお時間のある時にご覧ください
一般向け講座のお知らせです
久々の対面講座を開催します。ぜひ札幌在住
お近くにお住まいの方は、ご家族、お友達と一緒に
ご参加ください
ビワの葉薬効成分と温熱療法。指圧効果を組み合わせた家庭療法「ビワの葉温灸療法」を全国で指導する真誠流セラピスト養成講座
ビワの葉温灸の施術を開始して
30年が経過しました
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50代女性の体験談です
昨年末に甲状腺腫が見つかり
病院で治療を続けていました
良性腫でしたが
甲状腺機能の亢進症状があり
動悸や発汗が起こり
困っていました
職場の同僚が
私のクライアントで
「一度施術を受けてみたらどう?」
ご縁を繋いでいただけました
もともとストレスが多い方で
体の緊張がひどかったです
当院で行う様々な治療も
最初 本人の緊張が抜けないため
なかなか効果が現れません
そんな時に
たまたま寒い冬の日に
ビワの葉温灸を足裏から頭まで
全身に施術しました
その時に初めて
全身の力が緩むのがわかりました
それから毎回
施術の取り入れるようなりました
春の検診で
医師がびっくりしていました
3cmもあった腫瘍が
8ミリまで縮小していました
本人も喜んでくれ
ビワの葉療法を大変気に入って
くれています
眼精疲労で悩む方が
よく相談に来ます
もともと
ビワの葉動灸温熱療法の研究は
私自身の視力回復から
始まりましたので
目の不調に関する体験談は
とても多いです
目の周辺のツボを温熱で刺激できる
のも良いですが
首筋のツボを刺激することで
目の眼球を動かす筋肉の緊張を
和らげる事ができます
後頭下筋群は
後頭部と首の付け根の最深部にあり
頭部の後屈や側屈、回旋の動作に関わります
また、頭や首を動かさずに
目をキョロキョロと動かす際にも収縮が起こります
首の後ろに手を当てて、
目線を上下に動かすときに
大後頭直筋が動きます
左右に動かすときに
下頭斜筋の収縮を感じることができます
つまり眼球運動と密接に関わる部分です
目の周辺を温灸で温める事も
大事ですが
首の付け根を温めて
血行を促進することで
筋肉の緊張が緩和して
視界もクリアになります
ご存知のように後頭部の
生え際には
瘂門・天柱・風池・完骨という
ツボが並びます
そこのツボを狙って
後頭部に引っ掛けるように
頭部に向けて斜めに押し当て
熱を放射します
またこのセラピーは
頭痛にも有効です
後頭部には頭部の知覚に関係する
神経が流れているので
温熱することで
頭痛の改善が期待できます
ぜひお試しください
今年もこの季節がきました
鼻水がズルズル
咳が止まらない
目がかゆい
花粉症の相談が増えています
行き過ぎたアレルギー体質は
体の免疫反応が過剰に働いています
ですから体質改善のために
温灸療法を使って
脾や腎。肺や大腸の経絡を元気にします
当院では
目のかゆみ、鼻水を止めるために
小鼻ヨコの
鼻通
を使います
鼻に向かって器具を軽く押しつけ
熱が通ったらすぐに反対へ移動します
左右5〜6回
行うことで鼻水が止まります
また耳つぼを使って
迷走神経を優位にして
過剰な免疫反応を鎮静化するために
温熱灸を行います
熱を感じたらすぐに
反対に移します
左右5〜6回行います
顔がほてるようになれば
迷走神経が優位になっている証拠です
花粉症が辛い時期だけ
治療を希望される方もいますが
定期的に治療を受け続けることで
体質が改善されます
ぜひ悩んでいる方は
お気軽にご相談ください
毎年開催しています
「家庭で出来るお灸講座」
今年もオンラインで開催しています
おかげさまで全国から
申込頂いております
配信は3月31日まで行っています
是非興味のある方は
この機会に学んでみてくださいね
【内容】
2月24日(土)10時から配信(
3月末まで見放題)
参加費:2000円(税込)
参加申込:セミナー申込フォーム→
質疑応答:講座終了後からメールで受付
<内容>
・お灸の歴史
・お灸のエビテンス
・経穴、経絡の説明
・台座灸の注意事項
・肩こり
・風邪
・腰痛
・ひざ痛
・頭痛
・眼精疲労
・生理痛
・冷え性
・元気アップ
・五行を使って臓腑を健康にするツボ
スペシャル
・犬へのお灸法
北海道は各地で大雪の影響で
除雪に追われ
腰を痛める方が増えています
ぎっくり腰・椎間板ヘルニアなど
相談が増えています
先週も「椎間板ヘルニア」で悩む女性が来院
されました。
腰を反らすと痛みが強くなる
足にシビレが出現し坐骨神経痛も併発
歩くのもやっと
治療院の2階まで家族に支えられながら
やってきました
椎間板ヘルニアは腰を支えるクッションである
椎間板が膨張したり 脱出する事で
神経に触り 腰や臀部。足に放散する痛みが出現します
腰の牽引や鍼灸。整体などを
提供します
3日間で合計6回の施術で完治
(1日2回施術をする)
一番劇的に変わったのは
陽明胃経絡に沿った痛みやシビレが
出ていたので
坐骨神経痛を止めるために
陽明胃経のツボを動灸で刺激
足三里のツボは
シビレを緩和させるのにも有効
さらに内臓の疲れが原因で起こる
ぎっくり腰、椎間板ヘルニア治療に有効なのが
募穴である中脘のツボを温める事で著効が期待できます
自宅に戻ってからも腹部の中心を
温める事で、足のシビレが緩和しました
シビレがある時には 痺れている側の反対を
使って置灸をしてあげると有効です
余談ですが椎間板ヘルニアになる方の
体質は「砂糖過剰摂取」
糖分を大量摂取する事で
椎間板の軟骨が溶けてしまい
ヘルニアになりやすくなります
胃腸を元気にする事で
腰痛の改善に影響があります
ぜひ治療で使ってみてください
前出の女性も3日間連続の朝夕の治療後
4日目には全く痛みが出なくなり
足のシビレも改善しました
椎間板ヘルニアの治療には「胃経」が
お勧めです
頭痛やめまい
耳鳴りなど
頭部の血流障害や
循環障害によって起こる
不調は多岐に渡ります
ひどい場合は
脳血管障害が発生し
生命の危機にもさらされます
またメンタル・ストレスが続くと
脳は消耗し、それによって
様々な精神疾患につながります
治療院にお見えになる方の中にも
こうしたストレスが背景にあって
不定愁訴が発生しているケースも
あるので、それを和らげる方法が
あればいいですよね?
動灸温熱療法は
頭部のお灸セラピーを可能にし
ツボや経絡を使って
心身の健康を取り戻す
サポートをする事ができます
頭部にお灸を据えるのは
熱量の管理や温度調整が難しく
火傷のリスクもあるので
なかなか難しいです
しかし遠赤外線温熱を使用した
動灸温熱療法であれば
一定の温度を保ち
頭皮の上からも安全に施術を
行う事ができます
また熱に敏感な方であれば
カバーをはめて当てる事で
熱刺激をコントロールする事ができます
頭部鍼灸はWHOの国際標準頭鍼額区
が定められており
そのエリアで反射点が
全身に繋がり
頭針で刺激する療法もあります
また解剖学的にも脳の器質エリアに
よって体のどの部分をコントロール
しているのか?
知るだけでも面白いです
ペンフィールドの図解などは
臨床でも参考になります
臨床では耳の周辺にある
胆経を使って片頭痛や
耳の治療をします
こめかみにある曲鬢
そこから斜め上につながるエリア
を動灸で刺激します
また髪の生え際にある
エリアは鼻や目にも繋がり
刺激する事で様々な悩みに
対処ができます
頭頂部の百会は
頭鍼セラピーでも大事な
ポイントになります
自律神経の調整に有効で
交感神経、副交感神経の
バランスを整える事ができます
動灸器の最大の魅力であります
スイッチONで【振動熱】が起こせる
ので、瀉法が可能です
つまり交感神経優位の方には
こちらのモードを使い
頭部で熱を「響かせ」ます
過去には脳梗塞で手足に麻痺が
残る方へ「頭部温熱セラピー」を
行い 百会への「瀉法」「響き」で
麻痺していた手足が
動くようになった方もいます
また運動器のトラブル
目の問題などは後頭部を使い
施術します
私の「頭部セラピー」は
動灸温熱器でしか出来ない
施術法で
プロの方にも喜ばれています
ぜひ上級講座の受講
お待ちしております
季節の変わり目です
体調管理にはくれぐれも気をつけてください
不摂生や夜更かしが続くと
体が重くなり、肩こりや不眠
足の浮腫、頭痛などが発生します
いわゆる瘀血症状が起こると
体に様々な不調が発生します
先日当院へ相談に来た女性
肩こりがひどく
夜間になると首の痛みがひどくなります
腹診で左の鼠径部の張りがあり
さらに舌を見せてもらうと
出ました瘀血の確定要因のひとつ
舌下静脈が浮き出ています
瘀血がひどくなると血液がドロドロになり
血栓ができてやがて血管でつまり
様々な病気の原因になります
また汚れた血液はやがて発熱し
炎症や青痣、刺痛、固定痛を
つくります
この女性が訴える夜間痛や
肩こりの固定痛は
こうした瘀血から発症している事が
考えられました
瘀血を改善するためには
生活習慣を改善し、血液をきれいにする
食べ物や漢方薬を使うことも有効ですが
即効性をもとめるのであれば
施術を受ける事で症状が劇的
変化いたします
まずは濁った血液の循環を良くするために
動灸温熱療法で四肢の皮膚を軽擦することで
血液の循環を促します
特に膝の内側側には
下肢の静脈(代伏在静脈)や
リンパ管が走行しています
ここを刺激する事で
血液の還流を促進し
瘀血の症状を早期に改善します
特に私がお勧めするのは
築賓(ちくひん)
のツボです
足の内側にあり
体の毒を軽減するツボです
その下にある三陰交は
血液を循環されるツボです
脛の骨に近接するツボです
動灸温熱療法では
その骨に沿うように
動灸で軽擦する事で
皮膚の褐色が変化し
瘀血の時には赤紫に変色し
濁った血液を浮き出させます
また人にセラピーをやってあげる場合には
背中にある膈兪(かくゆ)
のツボを使用します
血液を健康にするツボで
旋回しながら左右のツボを刺激すると
お腹側の内臓まで響き
体の調整が良くなります
女性にもこうしたツボを動灸温熱療法で刺激を
したところ、すっかり症状は改善され
とても喜んでくれました。
3日後には肩こり、頭痛、夜間痛が消えました
また生理の出血が変化して
本人もとても驚いていました
ビワの葉動灸温熱療法の力です
【セラピーで使用したツボ】
・足動灸(築賓、三陰交、血海など)
・脊柱動灸(脾兪、肝兪。膈兪)
・腕動灸(曲池、内関、神門)
・首筋、頭頂部(百会、天柱、風池、大椎)刺激
・腹部(天枢、衝門など)
春は埃やチリが浮遊しており
花粉症で悩む方だけでなく
鼻水や鼻詰まりで悩む方が
良く相談にきます
動灸温熱器を使用して
鼻のトラブルを解決するためには
「自律神経反射」を介して施術するの
が有効です
動灸を使って鼻によいツボを刺激
すると、鼻水は止まります
なぜなら 自律神経の興奮作用で
温めると交感神経が優位になるので
鼻が詰まるように働きます
反対に鼻が詰まる人には
鼻周辺を冷やすことをお勧めします
(アイスノンなどを使用する)
冷やすことで副交感神経が働き
鼻の詰まりが解消します
(冷たい風に当たると鼻水が出るのも
同じ原理です)
また施術する時の体位でも
変化します
右肩を下にして寝ると
圧迫を受けた側が
発汗 減少
皮膚温 低下
血圧 下降
鼻粘膜 血管拡張(鼻水)
つまり右の鼻が詰まる方には
右肩を下にした状態で施術を
すると、鼻詰まりは改善しやすいです
鼻のツボは
鼻周辺そして首や手に存在します
ぜひお試しください
迎香のツボ 印堂のツボ
風池のツボ 合谷のツボ
3月から感染症対策が変わり
生活のペースが戻りつつあります
これからも健康に気をつけて
予防をしっかり行いましょう!
感染症対策には
東洋医学で考えると
邪気を払う事が第一選択になります
感染症で起こる初期症状は
発熱や咳、汗などになります
こうした症状は実証と考えられ
セラピーの手法も
瀉法が向いています!
瀉法とは?
邪気を取り去る方法で
表面化している症状を
消し去る目的で使われます
こうした手法を使う場合は
急性の症状に多く多用されます
動灸療法も
「瀉法」の一種になります
皮膚を導熱で擦る事で
邪気を払う目的になります
通常多くの病気や不調は
気の不足から来るため
補法が用いられます
気を補うためには
熱を充填するように
ぬるい熱量で
ジワッと当てます
長い時間
熱を感じる事ができるので
心地良くて 眠たくなります
これが気を溜めるための
補法になります
先日 私の治療院に通っている方が
風邪をひかれました
鼻水が出て、喉が痛く
熱は出ていないため
迷わず動灸療法を行う事を選択
瀉法で高熱を背骨沿いに当てます
1秒ごとにズラしていくので
この手法を「置灸」と言います
督脈、膀胱3行線までを瀉法で刺激
手足の動灸(瀉法)で邪気をはらい
最後は任脈(お臍から喉までのライン)に
瀉法を行います
新型動灸器の特徴は
瀉法モードがついています
スイッチを入れると
バイブレーションが発動して
熱を拡散して
より深いところまで熱が浸透するので
とても喜ばれています
瀉法が必要な症状
風邪や湿邪(水あたりなど)
寒邪(しもやけや凍傷など)
この手法で成果を上げています
ぜひご愛用さまも
自信を持ってお使いください
またこうした補瀉の使い分け
症状別対処法などを
学びたい方は
エキスパートクラスや
マスターコースを受講ください
動灸温熱療法のふかーいい
世界に触れる事ができますよ