総腓骨神経麻痺を改善するための温灸法


脛の外側に痺れが起こる
足首や足に痛みや感覚の異常が起こる

そんな症状はありませんか?

総腓骨神経麻痺

長時間の正座
ギブス固定による長時間の圧迫
ガングリオンや骨の変形によって

神経が圧迫することで起こります

腓骨神経は皮膚に近い部分を通っているため
外部からの圧迫を受けやすいので
様々な症状が発生します

すねの外側から
足の甲にかけてしびれや痛みが出る

歩くことで症状が強くなり
歩けなくなる(間欠性跛行)

足首を持ち上げる筋肉の力が低下し、
足首が上がりづらくなる

スリッパが脱げやすくなる
つまずきやすくなる
足関節の背屈ができなくなる
下垂足尖足となる

こうした症状に対する温灸セラピーは

膝裏にある浮郄のツボを使います

このツボの下を総腓骨神経が流れており
この部分を遠赤外線熱で刺激を
することで

シビレや感覚の異常を快方する事が
できます

最初はモード(L)ではじめ
徐々に熱刺激を高めます

振動灸でポリモダール線維
C線維にも刺激を与えます

私のところに相談に来た方も
セラピーを受けてから

1〜2ヶ月で痺れが緩和した
麻痺が緩和して下垂足が快方した

そんな声をいただいております

ぜひ温灸器を持っている方は
ぜひお試しください

ビワの葉温灸についての解説動画

ビワの葉温灸の施術を開始して
30年が経過しました

おかげさまで多くの方が体験して頂き
熱心な方が全国からやってきます

私のオフィスで一般の方に
わかりやすい動画で解説をしています

ぜひお時間のある時にご覧ください

 

一般向け講座のお知らせです

久々の対面講座を開催します。ぜひ札幌在住
お近くにお住まいの方は、ご家族、お友達と一緒に
ご参加ください

10月14日家庭で出来る「東洋医学」勉強会開催

季節が変わるこの時期に
体調を崩してしまう方が増えています。


感染症対策できていますか?
東洋医学の原理を理由して「免疫力」を
アップするセルフケアの方法を
学んでもらう講座を開催します。

ぜひお友達、ご家族と一緒にご参加ください。

10月14日(月 祝日)
午前9時30分〜12時まで

場所:札幌スポーツケア治療室
札幌市東区北24条東16丁目
1ー3弘栄ビル2階)駐車場有
地下鉄東豊線「元町駅」1番出口徒歩1分

参加費:一般2500円(税別)
会員2000円(税別) 定員10名

【内容】
○ 東洋医学の話
○ ツボの話
○ 経絡の話
○ お灸体験
○ ローラー鍼体験
○ ビワの葉健康法
○ 免疫力アップメソッド

子供さんも参加可能です

お申し込み→

50代女性「甲状腺腫」が快方した体験談

50代女性の体験談です

昨年末に甲状腺腫が見つかり
病院で治療を続けていました

良性腫でしたが
甲状腺機能の亢進症状があり

動悸発汗が起こり
困っていました

職場の同僚が
私のクライアントで
「一度施術を受けてみたらどう?」

ご縁を繋いでいただけました

もともとストレスが多い方で
体の緊張がひどかったです

当院で行う様々な治療も
最初 本人の緊張が抜けないため
なかなか効果が現れません

そんな時に
たまたま寒い冬の日に
ビワの葉温灸を足裏から頭まで
全身に施術しました

その時に初めて
全身の力が緩むのがわかりました

それから毎回
施術の取り入れるようなりました

春の検診で
医師がびっくりしていました
3cmもあった腫瘍が

8ミリまで縮小していました

本人も喜んでくれ
ビワの葉療法を大変気に入って
くれています

動灸温熱療法だから出来る後頭下筋群へのアプローチ

眼精疲労で悩む方が
よく相談に来ます

もともと
ビワの葉動灸温熱療法の研究は
私自身の視力回復から
始まりましたので

目の不調に関する体験談は
とても多いです

目の周辺のツボを温熱で刺激できる
のも良いですが

首筋のツボを刺激することで
目の眼球を動かす筋肉の緊張を
和らげる事ができます

後頭下筋群

後頭部と首の付け根の最深部にあり
頭部の後屈や側屈、回旋の動作に関わります

また、頭や首を動かさずに
目をキョロキョロと動かす際にも収縮が起こります

首の後ろに手を当てて、
目線を上下に動かすときに
大後頭直筋が動きます

左右に動かすときに
下頭斜筋の収縮を感じることができます


つまり眼球運動と密接に関わる部分です

目の周辺を温灸で温める事も
大事ですが

首の付け根を温めて
血行を促進することで
筋肉の緊張が緩和して
視界もクリアになります


ご存知のように後頭部の
生え際には

瘂門・天柱・風池・完骨という
ツボが並びます

そこのツボを狙って
後頭部に引っ掛けるように
頭部に向けて斜めに押し当て
熱を放射します

またこのセラピーは
頭痛にも有効です

後頭部には頭部の知覚に関係する
神経が流れているので
温熱することで

頭痛の改善が期待できます

ぜひお試しください

 

 

 

酸性体質を改善して、体を元気にしよう


慢性疲労で悩む女性が相談に来ました

脈は緊脈 舌先は紅
完全な交感神経優位の体質で
不定愁訴をいくつも抱えていました

薬を6種類服用
ここ3年は常に不調がつきまとい
病院をいくつもハシゴしていました

最初のセッションでは
全身のビワの葉動灸温熱療法をしました

足から始まり 背中 首
腹部 頭と40分かけて行いました

たった1回のセッションで
ビワの葉が褐変してしまいました

ビワの葉特殊成分は
血液中の酸を中和して
体液のP Hをアルカリに戻します

本人も初めてセッションを受け
とても心地よいので
気に入ってくれました

それから2週間に1回
セッションを続けました

施術開始から4ヶ月目
動悸や胸痛の苦しみはすっかり癒えて
薬を止めることができました

とても元気になりました

それから2ヶ月が経過した頃には

慢性疲労感が消え
仕事復帰することができました

ビワの葉動灸温熱療法で
血液がとても綺麗になりました

こうした体験をした方が
たくさんいます

ぜひ体質改善にセラピーを
ご活用ください

お灸と動灸療法の違い

最近は鍼灸師の先生から
「動灸」温灸器を導入したいけど
お灸との違いをご質問されます。

お灸には「直接灸」「間接灸」があります

直接灸は
皮膚に直接もぐさを置いて施灸します。

「高温」刺激で皮膚に熱を注入します
高温に反応するセンサー(TRPV1温度受容体)が
作用し、疼痛抑制反応とともに副腎皮質ホルモンを
刺激します。

間接灸は
もぐさ の下に灸点紙や膈物(紫雲膏や塩、味噌など)
をひき温度を和らげます。

間接灸の場合は暖かい温度に反応するセンサー
(TRPV3と4)が反応し熱刺激性伝導に
関与すると考えられています。

灸刺激により体表の体性感覚神経に存在する
熱関連受容体であるTRPV受容体が関与し
ポリモダール受容器からC繊維を介し
疼痛の軽減。自律神経の調整作用が行われます

またもぐさの揮発成分(チネオール)などが
血液中の白血球の増加や疲労物質発生の遅延など
が認められています


動灸温熱灸は
直接灸に近い「置灸」(45度の熱)
間接灸に近い「透灸」(40度以下)
があります

温灸器の熱源は
”遠赤外線”熱で機器によって40度〜100度近い
熱源に設定されています。

熱伝導が一定で体内に1cmまで熱刺激を届けます

また「周波数」の波形を変える事で
鋭い刺激「ひびき」を皮膚に与える事もできます

高閾値機械受容器(Aσ繊維)を反応させます

お灸は熱刺激が皮膚に浸透するような感覚です
動灸温熱器は遠赤外線の増幅作用により
熱が広い範囲に広がるイメージになります

したがって受けた人の感覚も違います

お灸は熱が浸透する深さが強いので
熱刺激による遅効時間が長く
自律神経反射の効果は長く続くような気がします

保温効果、血液循環の巡っている感覚は長く

そのため”灸あたり”(けだるさ、眠気)が強く
出るのも特徴です。

 

反対に動灸温熱器では
熱浸透範囲が広く ツボの効果に直接作用する
刺激は少ないですが

動かして使うため
触・圧受容器反射が刺激され
Ⅱ群神経繊維にも働きかけるので
(温熱のみはⅣ群神経繊維)

疼痛緩和刺激が優れており
患部の痛み緩和においては
すぐれた効果を発揮します

また皮膚刺激による熱伝導の効果は
ストレスや痛み刺激によって副腎髄質から
大量に分泌するカテコールアミンの量を
抑制する働きがあり

また皮膚に器具で接触刺激を加えると,快中枢(報酬系)と
して知られる脳内のドーパミン作動性神経系が投射する
部位(側坐核)において,ドーパミン放出が増加することも
証明されています

さらに動灸温熱療法は
その緩衝液として
「アロマ精油」「ビワの葉エキス」「栄養クリーム』
などを使用して使うので

そうした副産物による効能もプラスされるのが
さらに嬉しいですね!

そうした機序から
プロの先生からも

お灸とは違う施術法として

動灸温熱療法を加えている方が増えています

ぜひ鍼灸師として開業されている方にも
動灸温熱療法をお勧めします

 

 

 

 

動灸温熱療法だから出来る「頭部セラピー」

頭痛やめまい
耳鳴りなど

頭部の血流障害や
循環障害によって起こる
不調は多岐に渡ります

ひどい場合は
脳血管障害が発生し
生命の危機にもさらされます

またメンタル・ストレスが続くと
脳は消耗し、それによって
様々な精神疾患につながります

治療院にお見えになる方の中にも
こうしたストレスが背景にあって

不定愁訴が発生しているケースも
あるので、それを和らげる方法が
あればいいですよね?

動灸温熱療法は
頭部のお灸セラピーを可能にし
ツボや経絡を使って

心身の健康を取り戻す
サポートをする事ができます

頭部にお灸を据えるのは
熱量の管理や温度調整が難しく
火傷のリスクもあるので

なかなか難しいです

しかし遠赤外線温熱を使用した
動灸温熱療法であれば

一定の温度を保ち
頭皮の上からも安全に施術を
行う事ができます

また熱に敏感な方であれば
カバーをはめて当てる事で
熱刺激をコントロールする事ができます

頭部鍼灸はWHOの国際標準頭鍼額区
が定められており

そのエリアで反射点が
全身に繋がり

頭針で刺激する療法もあります

また解剖学的にも脳の器質エリアに
よって体のどの部分をコントロール
しているのか?

知るだけでも面白いです

ペンフィールドの図解などは
臨床でも参考になります

 

臨床では耳の周辺にある
胆経を使って片頭痛や
耳の治療をします

こめかみにある曲鬢
そこから斜め上につながるエリア
を動灸で刺激します

また髪の生え際にある
エリアは鼻や目にも繋がり
刺激する事で様々な悩みに
対処ができます

頭頂部の百会
頭鍼セラピーでも大事な
ポイントになります

自律神経の調整に有効で
交感神経副交感神経
バランスを整える事ができます

動灸器の最大の魅力であります
スイッチONで【振動熱】が起こせる
ので、瀉法が可能です

つまり交感神経優位の方には
こちらのモードを使い
頭部で熱を「響かせ」ます

過去には脳梗塞で手足に麻痺が
残る方へ「頭部温熱セラピー」を
行い 百会への「瀉法」「響き」で

麻痺していた手足が
動くようになった方もいます

また運動器のトラブル
目の問題などは後頭部を使い
施術します

私の「頭部セラピー」は
動灸温熱器でしか出来ない

施術法で
プロの方にも喜ばれています

ぜひ上級講座の受講
お待ちしております

ビワの葉健康法オンライン講座アーカイブ配信10月31日まで

 


10月9日に開催した
ビワの葉健康法オンライン講座

おかげさまで愛媛県、和歌山県、岡山県、愛知県

静岡県、埼玉県、千葉県、東京都、北海道から

60名を超える方が当日参加いただきました
ありがとうございます

今回で16年目になるこの講座
毎回最新の健康情報にプラスして
ビワの葉健康法の歴史、効能、大学研究
使い方、症状別ツボ法を学んでいただきました

特にウィズコロナに対する
感染症対策

免疫力アップは必須で
そこに時間をかけて講座を進めさせてもらいました

10月31日までアーカイブが残ります。

当日ご参加できなかった方も
ぜひこの機会にお申し込みいただき
動画をご覧ください

 

約3時間 2750円

アーカイブ視聴申込→

瘀血を改善するためのビワの葉動灸温熱療法

季節の変わり目です

体調管理にはくれぐれも気をつけてください

不摂生や夜更かしが続くと
体が重くなり、肩こりや不眠
足の浮腫、頭痛などが発生します

いわゆる瘀血症状が起こると
体に様々な不調が発生します

先日当院へ相談に来た女性

肩こりがひどく
夜間になると首の痛みがひどくなります

腹診で左の鼠径部の張りがあり
さらに舌を見せてもらうと

出ました瘀血の確定要因のひとつ
舌下静脈が浮き出ています

瘀血がひどくなると血液がドロドロになり
血栓ができてやがて血管でつまり
様々な病気の原因になります

また汚れた血液はやがて発熱し
炎症や青痣、刺痛、固定痛を
つくります

この女性が訴える夜間痛や
肩こりの固定痛は

こうした瘀血から発症している事が
考えられました

瘀血を改善するためには
生活習慣を改善し、血液をきれいにする
食べ物や漢方薬を使うことも有効ですが

即効性をもとめるのであれば
施術を受ける事で症状が劇的
変化いたします

まずは濁った血液の循環を良くするために
動灸温熱療法で四肢の皮膚を軽擦することで
血液の循環を促します

特に膝の内側側には
下肢の静脈(代伏在静脈)や
リンパ管が走行しています

ここを刺激する事で
血液の還流を促進し
瘀血の症状を早期に改善します

特に私がお勧めするのは
築賓(ちくひん)
のツボです

足の内側にあり
体の毒を軽減するツボです

その下にある三陰交
血液を循環されるツボです

脛の骨に近接するツボです
動灸温熱療法では

その骨に沿うように
動灸で軽擦する事で
皮膚の褐色が変化し

瘀血の時には赤紫に変色し
濁った血液を浮き出させます

また人にセラピーをやってあげる場合には

背中にある膈兪(かくゆ)
のツボを使用します

血液を健康にするツボで
旋回しながら左右のツボを刺激すると

お腹側の内臓まで響き

体の調整が良くなります

 

女性にもこうしたツボを動灸温熱療法で刺激を
したところ、すっかり症状は改善され

とても喜んでくれました。

3日後には肩こり、頭痛、夜間痛が消えました

また生理の出血が変化して
本人もとても驚いていました

ビワの葉動灸温熱療法の力です

【セラピーで使用したツボ】
・足動灸(築賓、三陰交、血海など)
・脊柱動灸(脾兪、肝兪。膈兪)
・腕動灸(曲池、内関、神門)
・首筋、頭頂部(百会、天柱、風池、大椎)刺激
・腹部(天枢、衝門など)